同人活動を20年ぶりに再開してから、ツールの発達により色々と様変わりしていました。特にデザイン面では一般書籍に負けないくらいの素敵なデザインの同人誌が増えていました。書籍デザインも素敵だなと思ったのですが、何よりもサークルロゴを導入しているところがたくさんあって私もぜひ欲しいと思っていました。
最初のころは「もしかしたらちょこっとしか活動しないかもしれないし…」と思っていましたが、案外と1年以上活動していてぽちぽち作品も出したこと、今後も作品を作りたいと思ったこともあり、思い切ってロゴを作ることにしたのです。
デザイナーさんの探し方
TwitterやGoogleで「同人誌 デザイン」などで検索するとプロの方やアマチュアでも上手な方がたくさん見つかると思います。
今回はその中でも、私が活動しているジャンルの中で有償で請負をされている方にお願いしました。
NECONOTE designroom | ネコノテデザインルーム(webサイト)
サイトを見ていただくとわかるのですが、実績や料金が明確に記載されていて、頼み方のイメージがしやすいです。実際に作業に入ったあともレスポンス良く、最後まで丁寧に対応いただけました。
依頼から納品まで
実際に私が依頼した時は下記の流れでお願いをしました。
- 依頼
- 受注、見積もり
- デザインの相談
- ラフチェック
- 入金、納品
依頼
依頼はサイトの「ORDER」ページからお願いしました。必要事項を記入して、スケジュールや考えていることを記載しました。
- ロゴを実際にお披露目したいイベント(4/25)
- 本の入稿目標(3月末)
- そのためにロゴ画像が欲しい時期
- ある程度作りたいロゴの方向性は決まっていること
実際に本を出したいのは4月末でしたが、本の印刷期間や表紙デザインなどなどやることは多いので早めのスケジュールで依頼をしました。同人イベントにも繁忙期があり特に夏コミ・冬コミ前は混むと思うので早めに依頼を出した方がいいのかな~と思って余裕をもって依頼をしています。
受注、見積もり
私が何も考えてなくてお正月早々にサイトから依頼を出したのですが、かなり早くお返事いただけました。希望スケジュールを記載していたので受注可能と回答いただき、正式な作業はお正月明けからスタートしました。
お正月明けには見積もりが届き、予想していた金額と変わらなかったので実際にスタートをお願いしました。
デザインの相談
実際に私がオーダーした際のメールです。
こんな感じで依頼しました。元の絵は自分で描いています。自分が考えている意図と外れないようにするために、年号は「2020年で間違いではない」と記載しています。気が利く方だと依頼日換算で「2021年」で仕上がってくるかな?と考えたためです。
サークル名の由来であるアホウドリに関するサイトもいくつかURLを載せました。結果的にナカムラ様もご自身でもいろいろ検索してくださったみたいです。
納品時のデータ形式に関しても細かくヒアリングしてくださいました。私の場合はPSD画像を自分で拡大縮小程度の作業はできることと、解像度については「同人誌印刷に使いたいが数値に関して詳しくないので決めてほしい」ということでお願いをしました。自分が詳しくない専門分野に関してはデザイナーさんを頼る方が確実な部分かな~と思います。
ラフチェック
ラフはおおむね2週間ほどで到着しました。2案とそれぞれの反転画像をいただいたので、そこから変えたい部分などの調整をお願いしました。
こんな感じで、羽はスミ50%(灰色)でポイントを作りたかったのでB案の部分を導入しました。文字が入っている枠の中は、小さめサイズにするとつぶれてしまうかもしれないと感じたので、今回はA案の白地を採用しています。変更したい部分については、考えている意図も説明するようにしました。どのデザイナーさんが相手でもそうですが、ただ変更したいとお伝えするより、意図もお伝えしたほうがデザインリテイクは少なくて済むと思います。
リテイクもすぐに調整いただき、問題なかったのでOKのご連絡をしました。
入金、納品
最後のリテイクを終えた後は請求書を発行してもらい、入金を終えてから本データの納品です!
そして、完成したロゴがこちら!
とっても素敵に仕上げていただきました!可愛いから入れたいとお伝えしていた足もばっちり入っています。ここまでで依頼から納品までおよそ1か月ほどだったので、予定よりも早めに同人誌作業に移ることもできました。
まとめ
今回、プロのデザイナーさんにロゴ作成をお願いして本当に良かったです!
自分で作ることができるならもちろんそれも素敵なんですが、やっぱり画像作成するためにはいろんな知識と技術が必要です。それを学ぶ時間で、他に作りたい作品に集中したりイラスト練習をすることができています。
今後は漫画を描けるようになりたいので、漫画の同人誌を出すときには改めて書籍のデザインもお願いできたら良いなと思っています。
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